
ブログご無沙汰してました~
久しぶり店長の出番です~
画像のとおり
ついにgriffinが・・・・
あのgriffin clubmanが・・・・
生まれ変わりました(^^)v
今年一月にブログに載せてから自宅でちまちまと進めてましたが
遂に完成です。
暗い画像が多いのは夜の作業が多いからです。
すみません。
では、店長の自己満足ワールドを見てみて~!

前回の続きですが、内装を外された帽体です。
オリジナルの塗装なのは間違いないですが
塗装は褪めてヒビや打痕がたくさんありました。
FRPが白濁するほどの衝撃は受けてませんが残念ながら
安全性は保証出来ません(涙)
保管状態も悪いまさにジャンク品です(^_^;)

外した内装を分解すると・・・
やば~~~い!
これ本当にきれいになるの~?
スポンジが劣化して粉状になってます。
これはちょい古いジャガーやアルファロメオの天井と同じ状態ですね。
分解作業には新型インフルエンザ予防に買ったマスクが役にたちました。
頭部にハチマキ状に巻かれたスポンジが二重になっているのはサイズの調整の為らしいです。
つまり、同じ内部帽体で二つのサイズに対応してるんですね。

クロスとあご紐を一か八か丸洗いしてみました。
浸け置き1時間、それから何回も手洗いして汚れが出なくなるで頑張りました。
「頼むから縮まないで~」と、祈りながら部屋干し(~o~)

洗ってびっくり!
意外としっかりしてます!
使えますね、これ。
縮んでないし・・・
良い仕事してますね~、グリフィンさん(^^)v
そしてこの高級ヘルメットは大事な部分に本革を使ってます。
これも丸洗いしたので乾いたのを確認してコノリーレザーハイドフードを塗りこみました。
しっとり元通り・・・
いやそれ以上にしっとりしました(笑)

そうこうしてるうちに・・・
「じゃじゃーん!!!」
塗装屋さんに頼んでいた帽体が出来上がりました。
ピッカピカでちょっと恥ずかしい(?)
ブラック→ホワイト
これは私のマシンに合わせて色替えです。

内装の発泡スチロールとウレタンです。
鼻の部分が白いのは欠けたウレタンを発泡ウレタンスプレーで成形したためです。
このモデルはあご紐の取付部にだけコルクが使用されてますが、あご全てがコルクのモデルもあるようです。

クッションスポンジの装着です。
過去の経験から頭部には硬めのスポンジを使いました。
熱くなって頭から湯気を出して走ると段々ヘルメットが緩くなってぐらぐらしてくるんですよね~(笑)
えっ!私だけ?

あご部のスポンジとクロスを貼り終えたところです。
あご側は複雑な形をしてて頬に当るように柔らかいスポンジが貼ってあります。
被ると頬が圧迫されて変な顔になります(ーー;)

今回一番迷ったのがこれ。
いい感じにやれてます。
使えない事はないのですが、顔に触れるのはちょっと・・・
全て作り直すことも出来ますが・・・

そこで、今回は裏側だけ新しい革を縫いつけました。

ここまで来ると逸る気持ちを抑えるのが大変(汗)
「ところでシールドはどうするの?」
「70年代のイギリス製のヘルメットじゃシールド合うのないでしょ?」
ところがどっこい、良いのが有るんですよ~。
つづく